「退職します」を緊張せず言う方法【準備が大事】

お疲れ様です、ハルキです。
今回は退職の際に誰もが経験するあの悩みについての解決方法をお伝えします。
仕事を辞めるにあたって避けて通れない道、「仕事辞めます」と伝えること。
伝える相手はもちろん自分より立場が上のかたですよね。上司だったり社長と直接話し合わないといけないところもあると思います。
そのことを考えたら不安や緊張はつきものです。
「辞めると決めたけど、伝える時に絶対緊張する」
「うまく自分の意志を伝えられるだろうか」
「考えれば考えるほど緊張して伝えることをためらってしまう」
考えるだけでも緊張してしまうこの場面で緊張せずに「退職します」と伝える方法はないだろうか。
私はつい先日、上司に「仕事辞めます」と伝えました。その時は割と緊張せず話せました。自分の意志もはっきりと伝えて納得していただけました。自分自身緊張しやすい方ですが、緊張しないように事前準備をしていました。
大きく分けると3つの準備です。
🔹上司との面談をシミュレーションする
🔹自分の意志を固める
🔹退職する意向を書面で先に伝えておく
後に詳しく解説していきます。
退職することを伝えたいけど緊張してしまう、うまく自分の意志を伝えられるだろうか、そんな人たちが緊張せず退職の旨を伝えられる手助けができれば幸いです。
目次
「退職します」と言う前の準備が重要
あなたが何かしらの理由で仕事を辞める際、必ず上司に仕事を辞める旨を伝えなければなりません。仕事を辞めるうえでの「試練」と言ってもいいかもしれません。辞めると伝える機会なんてめったにないですし、伝える相手は上司ですからね。
誰しもがその時の状況を考えると緊張してしまいます。実際緊張してしまうでしょう。
そうなると正常に頭が回らなくなり、言いたいことが言えなくなる・引き止めの言葉にうまく言い返せず退職できなかったりする可能性があります。
それでは伝える意味がありません。ここでバシッと自分の辞める意志表示をしなければなりません。
そこで私が実践した「緊張せず仕事辞めます」と言う方法を紹介します。
実際の面談のシミュレーションをする
これは割と皆さんやっていると思います。問題はどの程度までシミュレーションするか、です。ここが人によって違うと思います。
本番の状況を想定するうえで私が考えたものは
●どの上司と話すか
●どこで話すか
●相手から何を言われるか
●相手の心境(感情)
●自分が何を言うか
●自分の心境(感情)
●どう話がまとまるか
この6つです。相手の言葉だけでなく心で考えていることも想定してシミュレーションしました。
というより、まず相手の心境を先に考えることが必要だと思います。相手が心で思ったことを口にすると考えたからです。
そして自分の気持ちがその言葉によってどう変わるのかも考えました。
このようなことを考えながら何回も頭の中で実際の状況を想定してシミュレーションします。
シミュレーションどおりになるか分かりませんが、私の場合割とそれに近い状況になりました。何パターンかシミュレーションしていたおかげです。
そしてもう一つメリットがあったのは、心の余裕も生まれたということ。何回も想定して考えて準備したから大丈夫という自信がありました。テスト前にめちゃくちゃ勉強して準備したときと似たような心境でした。
自分の意志を固めておく
「絶対に辞める」という意志が必要なのは、迷いやためらいにより自分の決断を鈍らせるためです。心の動きは目に見えないものですが、行動に現れることがあります。そのため「心を鍛える」ことでブレない精神を持ちましょう。
私が自分の意志を固めるためにやったことは以下の通りです。
☑Twitterで仕事辞めるまでカウントダウン
☑ブログを作成
☑仕事を辞める流れや実際に辞めた人の話などを情報収集
☑マインドセット
上記二つはマネしづらいものなのでオススメしません。ただ、意志を固めるには十分な効果があると実感しています。
下の二つはサイトやYouTubeなどで調べればすぐに出てきます。マインドセットでは「行動力」を高めるような偉人や有名人の方の発言・スピーチなどを見て自分をその気にさせました。
心と体は表裏一体です。まずは体の内側から自分を変えていきましょう。
事前に退職の意向を書面で伝えておく

退職を伝える方法としてまず浮かぶのは「直接口頭で伝える」です。ですがこれが最も緊張します。
ですのでそれ以外の方法であらかじめ伝えることのほうが緊張は少ないです。その方法として「文章」で伝えることがあります。
退職願いを提出することで退職の意思表示ができます。
※「退職願い」と「退職届」は似ているようで違います。意思表示であれば退職願いがいいです。退職願いを提出してから退職届を提出します。両者の違いや詳しい内容は今回のテーマとはずれてしまいますのでここではごく簡単な説明だけにさせていただきます。
また、これはすべての会社や企業で実施されているわけではないですが、年末に近づくと異動に関するアンケートを行うところもあります。そこで退職の意志を示すことができれば直接言わずとも相手側に伝わりますのでオススメです。
私は年末にアンケートが実施されたのでそこにはっきりと退職の意志を示しました。数日したら上司に呼ばれました。上司が私の意志をあらかじめ知っているので話を進めやすかったです。こういったアンケートが実施されているならうまく活用しましょう。
退職しますというのに緊張はつきもの

ここまで「退職を伝える際に緊張しない」ように準備が大切と話してきましたが、私の経験からしてどれだけ準備をしても緊張は少なからずあります。上司を前にして退職の話をするという場面で全く緊張しない人はいるでしょうか。
「準備をしてもやっぱり緊張してしまう」という人は安心してください。緊張は0になりません。しかし、準備をすれば緊張で頭がパニックになることもないはずです。
「適度な緊張」にまで緊張の度合いを下げることができれば十分です。自分の意志をしっかりと伝えられてそれが相手にちゃんと伝わっていればいいのです。
ただ、退職の意志を伝えられたとしてもうやむやにされてしまうことがあります。
退職の意思表示ができた、でもうやむやにされた時の対処法
退職します!
ハローネズミ
気持ちは分かったが、もう少し待ってくれないか?くくく…。
経営者
ちゃんと自分の意志を伝えることができたとしてもなんだかんだで辞めさせてくれないところもあります。
人が少ない、今会社が忙しい、退職するあなたが会社にとって重要な人材であるなど、理由は色々あるかもしれませんが「伝えたのに辞めさせてくれない」のが一番困りますよね。
しかし、そのまま辞めさせてくれずズルズルといっても双方にメリットはありません。
辞める予定だったのに仕事を続けてもやる気は起きませんし、そんなやる気のないまま仕事をしている時間がもったいないです。周りにも迷惑をかけてしまします。
会社側もそんなやる気のない人を雇い続けても生産性は上がりません。
そこで使いたい奥の手ですが「退職代行」サービスです。辞めたいのに辞めさせてくれない、どうすればいいんだという方に使ってほしいサービスです。
ただ、会社と本人が合意のもと円満退社するのはできないかもしれません。会社側がその気がないので仕方ないかもしれませんが、どんな形であれ辞めたいなら最終的には退職代行を利用することも視野にいれましょう。
(退職届を提出した際、民法上2週間経てば退職することが可能です。しかし、こういった退職を引き延ばす企業は届け出を受け取らない、退職届なんて受け取っていないとわめくかもしれないです。ブラック企業と呼ばれる会社なら余計に退職が難しいと思いますので退職代行を利用するほうが時短で簡単に辞めることができるでしょう)
まとめ
「仕事辞めます」と伝える際緊張するなら事前準備が大切です。ただし、全く緊張しないというのは難しいので、パニックにならず自分が意志をうまく伝えることができる適度な緊張で臨みましょう。
そして退職の意志をきっちり伝えられたのに辞めさせてくれないなら退職代行サービスの利用など考えましょう。相手から辞めていいよといわれるのを待っていても時間の無駄としかいいようがないです。
退職することは人生でそう何度も経験することはありません。しかし、仕事を辞めることは割と人生において重要な場面です。
だからこそ会社側と納得のいく退職をして、後に引くことのないよう次の仕事を頑張りましょう。