仕事を飛ぶやつに警告したい。辞めるならちゃんと辞めましょう【飛ぶ奴撲滅】

私が就職して半年と少し経った時の話です。
12月くらいだったでしょうか。異動してきた方がいましたが1週間ほどで飛んでしまいました。
唖然としました。少し思考が停止しましたがそのあと怒りを覚えました。
その頃職場のスタッフが少なかったので「なに勝手に辞めてるんだ」と思っていましたね。
もちろん、会社側も同じような気持ちでしょう。
ですが私の職場だけに限ったことではないと思います。
この「仕事を飛ぶ奴」に言いたいことがあります。
私は仕事を飛ぶことをお勧めしません。
辞める側からすればノーダメージのように見えるかもしれませんが、デメリットはあります。これを読んだら仕事を飛ぶのは辞めましょう。
目次
仕事飛ぶやつのメリット・デメリット
仕事飛ぶ奴のメリット・デメリットをまとめました。
🔹退職を申し出ることなく辞められる
🔹自分が辞めたいと思った時に辞められる
🔹もうその職場で働かなくていい
メリットと言っていいのか分かりませんが、こういった理由で飛ぶのでメリットという表現を使わせてもらいます。
🔹社会的信用を失う
🔹損害賠償請求のリスクがある
🔹非道徳的行為をした自分を責める
🔹逃げ出す癖がついてしまう
仕事飛ぶ奴のデメリットを挙げましたが、私は皆さんに飛んでほしくないという気持ちがあります。
ですのでデメリットを深堀りしようと思います。
社会的信用を失う
よく高校生で「バイトだるくなって飛んだわ」みたいなことを言ってたりしませんか?
私が高校生の頃、同級生の何人かは飛んでました。
正直その人達は信用性が低い、というのが私の意見です。
当たり前ですが、自分から働きに行って何の手続きもなしに辞める人を信用しようとするほうが無理です。
高校生で、なおかつバイトだからそこまで責任がないと思っているかもしれません。
だとしても飛んでいいわけではありません。
ましてや社会人にもなって仕事を飛ぶなんてありえないです。
周りの友達や知り合いに飛んだなんて話をしたら「こいつ信用できないな」と心の中で思われているでしょう。
次の会社に転職しようとしても経歴に残りますし(隠すと経歴詐称です)、同じような職種の企業なら噂が広まっているかもしれません。
私は看護師をしていますが、他の病院のことも普通に耳に入ります。(不祥事を起こした看護師の情報が他の病院まで知れ渡っているなんて話を聞いたことがあります)
信用を取り戻すのは至難の技です。だから初めから信用を失うと分かっているならやらないほうがいいです。
損害賠償請求のリスクがある
会社は広告費を使って求人を出し、入社したら仕事に慣れるために時間とお金をかけます。
仕事を飛ぶ奴にももちろん時間とお金のコストはかかっており、はっきり言って損失でしかないです。
会社側は損害賠償請求をすることも可能です。しかし、「損害」の境界線が分かりずらく証明が難しいです。
この損害と呼ばれる範囲は「当人がその時間帯、実際に働いていたら得られた利益」でして、求人広告費や入社してからの教育コストは範囲外です。
そう考えると裁判を起こすまでの損害には至らないことや、訴えるのにもお金がかかるので<損害賠償請求されない>という結論になります。それでもリスクは十分に付きまといます。
ちなみに会社からすればちっぽけな損失かもしれませんが、一個人からすれば相当なダメージになることもあるそうなので「飛ぶ」のはやめておいたほうがいいです。
非道徳的行為をした自分を責める
もしかしたらなんとも感じない人もいるかもしれませんが、普通の人なら仕事を飛ぶことに対して何か思うことがあるでしょう。
仕事を飛ぶという人でも「勝手に辞めるのは良くないこと」と理解しているはずです。分かっててやってしまったのですから自分を責めてしまうでしょう。
ただやってしまったらもう手遅れです。
「あの時やっぱりこうしておけば、、、」など考えても飛んだ事実は消えることはありません。
逃げ出す癖がついてしまう
人間は慣れる生き物です。
しかし、良いことも悪いことも慣れてしまうので、逃げ癖がつくと思考が甘々になります。
どういうことかというと「もういいや」・「めんどい、諦めよう」という負の精神になり逃げの人生になります。

経験を積み重ねて人は学習していきます。逃げる経験は積み重ねないでください。
仕事を飛ぶなんて癖がついたらもう社会でやっていけません。
実は知り合いに逃げ癖のある人がいますが、もう戻らないんじゃないかと思います。
その人を見ていても、何かに立ち向かうというイメージが湧いてきません。
癖がついてしまったら最後ですよ。
仕事を飛ぶ理由が「ブラックだから」でも手順を踏むべき。退職方法はいくつかある
仕事を飛ぶ理由については、会社がブラックだからという人もいるでしょう。
理不尽を要求する会社はまだまだあります。もちろんそんな会社は許されないです。
ただ会社が悪いから何したっていいわけではないです。同じ穴のムジナ、というやつです。
例え会社がダメダメでもあなたはしっかりと手順に乗っ取り退職しましょう。
あなたがそんな会社のせいでこれからの人生に汚点を残すのはもったいないです。
とはいえ辞めさせてくださいと言えばどこの会社も辞めさせてくれるわけではありませんからね(普通はできますが)。
あなたがそんな会社で働いているなら、退職方法を紹介するので参考にしてください。
会社と同意の上で円満退社
この円満退社が最も理想の形です。出来るものならみんなやってますし、円満退社できるならブラック企業ではないです。
円満退社できないということがそもそもどうかしています。
聞き入れてくれないなら退職届を提出し退職
退職届は提出後2週間経過すると退職が可能という法律があります。 就業規則に「退職する○カ月前に退職する旨を伝えること」と記載されていることがありますが、法の下に平等なので退職届のほうが優先されます。奥の手は退職代行
お金がかかりますが、ほぼ確実に辞められます。最近人気のサービスで「もうどうしてもダメ、、、」というような場合でも、いやそういう時にこそ退職代行を利用してみましょう。まとめ:仕事を飛ぶと残りの人生が生きづらくなる、得るものと失うものを考えよう
仕事を飛ぶことがその時だけでなく今後の人生にも関わってくる。
「自分がいなくなっても会社に影響はあまりないからいいよね」ではなく、仕事を飛んだら自分がどうなるかを考えよう。
会社は代わりの人を入れて業務が回っていきますが、あなたの人生は代わりが利きません。
「仕事を飛ぶ」という行為が自分にとってプラスになるのか、マイナスになるのか。
あなたの人生はまだまだ続きますので長期的な視点で考えましょう。飛ぶ奴撲滅派の私からは以上です。